おさりです。
東京都在住。最近30歳になりました。
幼い頃から異常なほどの手汗(手掌多汗症)に悩まされ、思春期を迎えるころにはワキガにも悩みました。
私なりに調べ、実際に様々な汗の対策を試していたので、「手汗・ワキガ」のことはかなり詳しくなりました。
就職の際は、某化粧品メーカーにて「制汗剤・デオドラント製品」の商品開発を多数経験したので、「制汗剤・デオドラント製品」に関しては(商品開発していたので当然ですが)さらに詳しくなりました。
・自分自身が「手汗・ワキガ」に悩み、試行錯誤を繰り返した経験
・某化粧品メーカーで「制汗剤・デオドラント製品」の商品開発の経験
上記の経験から
このブログでは主に、制汗剤やデオドラント製品の解析や適切な選び方を軸に、私が実際に行なった「汗やワキガ」対策の内、より効果的だった対策を書いていければと考えています。
汗の対策やさまざまな治療に関して
汗の対策には、実に様々な方法があります。
根本的なことを言うと遺伝の段階から、食生活の改善、ストレス改善、プロバンサイン(薬)、ボツリヌス菌(通称:ボトックス)の注射、イオントフォレーシスなどの電気治療、交感神経切除手術(リスク有り)、制汗剤・デオドラント製品の使用などです。
この中からもっとも効果的な治療法の組み合わせを見つけよう!というところですが、結果からいうと費用やリスクの観点から、私は現在「制汗剤・デオドラント製品」のみで対策をしています。
理由は交感神経切除を除き、ボツリヌス菌注射等を始めとしたさまざまな汗対策を試みましたが、対策として「制汗剤・デオドラント」がもっともリスクが少なく低コストだと行き着いたからです。
「じゃあ制汗剤を買えばいいんだね?たくさんあるけど一旦どれを選べばいいの?」
というところですがどの制汗剤でも問題ないかというとそうではなく、合う合わないがある為、選び方には注意が必要です。
例えば、「手汗が重度な人」におすすめなのは「海外の制汗剤」で、「日本製」の制汗剤やデオドラント製品だと満足できない可能性が高いです。逆に肌の敏感な方、お子様などであえば「日本製」の方が適しているかもしれません。
ちなみに通販でよくある高額な制汗剤・デオドラント製品の大半は「日本製」であり、「制汗力」に関していえば強くないわりに、価格は高額な傾向があります。
日本製の制汗剤があまり強くないってどういうこと?偏見じゃないの?
という方は、このブログで詳しく解説していきますのでどうぞ下までご覧ください^ ^
手汗の原因と有効な制汗剤の選び方
基本的に「手汗」だけを異常にかくというのは、自立神経の影響です。
つまりは暑いから出るというよりは、緊張やストレスが原因で汗がブワッとでます。
「緊張するな。ストレスを感じるな。」というのは無理なので、対策をすることになるのですが、経験上、脇汗よりも「手汗」を防ぐの方が難しいです。
ですが、手強い手汗(手掌多汗症)にも比較的効果の期待できる制汗剤を2つ、厳選します。
手汗(手掌多汗症)に優れた制汗剤
おすすめの制汗剤・デオドラント製品としは次の2点です。
正直、この2択で間違い無いと思います。
対象として、重度の手汗もしくは本気で手汗を止めたい人であれば「デトランスα(オリジナル)」の一択。
お子様や肌の敏感な人(すぐ手を荒らしてしまうような人)は、「勉強堂デオドラントクリーム」が良いです。
紹介が簡易的すぎますよね…続きで詳しく書いていきますね。
ワキガの原因と有効なデオドラント
「ワキガ」がニオう原因は、アポクリン腺からでる汗。それが皮膚上の菌と混ざり、繁殖してクサく(ワキガのニオイに)なります。
度合いとして、私は「軽度・中度・重度」の3段階で識別しており、重度であっても、デオドラント製品でニオイを抑えることは十分可能だと考えています。
ワキガを防ぐ制汗剤として、汗を抑える「収れん作用のある成分」と「防菌作用のある成分」両面からのアプローチが効果的です。
「汗を抑える」ことでニオイを発する前の「根本」を断ち切ることになり、さらに「菌を抑える」と汗が出ていても、菌の繁殖を抑えてニオイが発生しづらいからです。
ワキガの対策に優れたデオドラント
おすすめの制汗剤・デオドラント製品としは次の2点です。
え、手汗と同じじゃん。
と思った方、正解です。
実は、制汗剤・デオドラント製品の汗を抑制して菌の繁殖を防ぐという制汗剤の主旨は変わりません。
また「手汗」に特化した処方、「ワキガ」に特化した処方というのは基本的にただの謳い文句です。
結局は「成分の配合量」と「形状(ロールオンやクリーム、ジェル等)」あとは使用感の違いくらいです。
例えばエクリン線はアポクリン腺より小さいからより細かく乳化されたクリームが良くて、それに適応したクリームでそれ以外効きません。なんてことは、商品開発していた私が知る限りないです。
なので、この選択の方法で大丈夫です。
上記の2種の制汗剤は、実際に私が「手」にも「ワキ」にも実際に使ったことがあり、使用感も非常に良いです。
「ロールオン」は直接塗りこめるし、クリームも使いやすい。それ以上の違いは「制汗に関する強度」です。
制汗剤に主に使用されている主成分のは以下の3点
・塩化アルミニウム
・クロルヒドキシアルミニウム
・パラフェノールスルホン酸亜鉛
で、上から制汗作用が高いと考えています。(※厳密には配合量によっても左右されます。)
⑴.デトランスα
デトランスαは、「塩化アルミニウム」がメインの処方です。
数ある制汗剤の中でもっとも制汗作用のある制汗剤の一つであり、私は化粧品メーカーに勤めている際に、デトランスαを超える制汗剤の製造を試みましたが、敢え無く失敗した経験があります…
長くなるので割愛しますが、簡単にだけ説明すると、制汗作用が強い反面、によって刺激を感じることがあり安全面に気を配りすぎた日本のメーカーは作りたがらないし、そもそも薬事の規制で13%を越える処方は法律違反になる為です。
つまりデトランスαほど制汗作用に優れた商品は、法律上、日本では作れないのが現実です。
⑵.勉強堂デオドラントクリーム
勉強堂デオドラントクリームは、「クロルヒドキシアルミニウム」がメインの処方です。
この商品の特徴は、制汗作用がほどほどにあり、かなり肌に優しい。あとめちゃくちゃ安いです。
また勉強堂のデオドラントクリームに関しては、日本で作りやすい制汗剤・デオドラント製品の一つであり、類似商品は5万個くらいあります。(盛りすぎました)
ではなぜ数ある「クロルヒドキシアルミニウム処方」の制汗剤の中で「勉強堂デオドラントクリーム」を選んだのか?と言うと、同じ「クロルヒドキシアルミニウム」を配合した類似商品の中でも、圧倒的に安いからです。
同じような処方した商品で、高いものだと1万円くらいするものもあります。
じゃあ何が違うの?
と気になるところ恐縮ですが、医薬部外品の処方の上限規制から「有効成分の配合量」での差別化が難しく、制汗作用の強さに関して「特に大差はない」ということになります。
だから私は上記の
選択肢としてはこの内のどちらを選ぶかでいいと考えています。
ちなみに私は、「デトランスα」は手汗(手掌多汗症)にも、ワキガにも有効でしたが、「勉強堂デオドラントクリーム」は、ワキガには効いたけど「手汗」には正直あまり制汗の恩恵を感じませんでした。
つまり重度の手汗の方だと少し物足りない可能性があります。
また上記以外にも「パラフェノールスルホン酸亜鉛」があるのにおすすめ商品として紹介していません。
理由は、個人的な見解だけど「制汗作用」が弱く結構悩んでいる人からすると話にならないです。
しかも価格は決して安いわけではないですから、それなら程よく制汗作用もある「クロルヒドキシアルミニウム」の方が良い選択になり、さらに重度の手汗(手掌多汗症)やワキガに対しては「塩化アルミニウム」の方が良いということになり、私は選択肢から消しています。
最後にこのブログの存在意義
最初の自己紹介の通り、異常なほどの手汗(手掌多汗症)、また中程度にワキガも自覚しており、「手汗(手掌多汗症)・ワキガ」に関してはかなり詳しく、「制汗剤やデオドラント製品」の知識であれば実際に開発していたので、かなり詳しい方であると自負しています。
このブログで、汗の対策を始めとした、制汗剤の選び方などをお伝えできればと考えております。
まだまだ慣れないブログ作業ですが、わかりやすく伝えること心がけて練習していきますので、どうかお付き合いいただけると幸いです^ ^
お問い合わせ
Email:hello@aseken.com
よく見られている関連記事

