【テニス】汗でグリップがスベる時「手汗」を止める6つの方法

テニスしている人

汗をかきすぎて、テニスに集中できない
グリップはすぐべちゃべちゃで滑ってシッカリ握れないし
何か良い対策はないのかなあ

 

こんにちは。
元化粧品メーカー、商品開発担当のおさりです。

私は、週に3回程度テニスをしていて、ちょっとした大会であれば優勝経験もある程度に結構本格的にしています。

そんなテニスが好きな私ですが、むちゃくちゃ困っいたのが、手掌多汗症である私の「手汗」です。

手汗さえなければ、もう少し打てるのに…と言い訳のようですが、本気で悔しく思うこともしばしばあります…笑

テニスをしている方なら、このような悩みを持っている方は少なくないはずです。

今回は、テニス時に私と同じような悩みを持つ方へ、私が実践して大幅に改善した方法を書きたいと思います。

この記事の内容

  1. グリップテープの変更(有効性:低)
  2. 前腕からの汗を止める、リストバンド(有効性:中)
  3. 上腕からの汗を止める、アームスリーブ(有効性:中)
  4. 手の汗の滑り止め、テニス用グローブ(有効性:中)
  5. 全身の汗を止めるプロバンサイン(有効性:高)※副作用有
  6. 手のひらの汗を止める塩化アルミニウム型の制汗剤(有効性:高)

私は、以前オムニコートの砂を手につけたり、指先の汗に息を吹きかけたりして無理やり頑張っていました…苦笑

それでも滴る汗に対して、満足してプレーできる状態ではありませんでした。テニスの時の汗は尋常ではなく、ラケットをすっ飛ばしたこともあります。

あと基本的にタオルは3枚用意していて、2枚は汗拭き用、もう1枚は「グリップを拭く専用」として持っていました。

現在は主に、テニス汗の事前対策としては前日の夜に、塩化アルミニウムで汗の排出量を抑えるという対策をして、だいぶ改善しています。

対策はそれだけではなくいろんな方法を試しているので、いくつか紹介する中で良さそうなものがあったら、是非取り入れてみてください!

①滑りにくいグリップテープに変えて、手汗対策。

テニス用グリップテープ

グリップテープの種類は、定番の「ウエット」「ドライ」、珍しいものでは「タオル」グリップというものまであります。

ウエットグリップ、ドライグリップの特徴

ウエットグリップの特徴 表面加工をしているので、手に「キュッと」吸い付くような感触で、握力が入りやすい
ドライグリップの特徴

サラサラとした感触で、キュッとならないので、グリップチェンジなどはしやすい。

※ただし「吸水性」に優れている素材というわけではないので、一定以上の汗だと他の対策が必要

普通は「汗をかく人のためのドライでしょう。」となるのですが、ドライタイプでも私レベルの汗となると、吸収が追いつかず、結局めちゃめちゃ滑ります。

良さそうなドライグリップは片っ端からほとんどの種類を試しましたが、全て同様でした。

結局、グリップテープに関しては年中、ボウブランドの「ウエットグリップ」を使用しています。

一見矛盾しているようですが、愛用している理由は、

  • ウエットタイプなので、「キュ」っと握力が入りやすく、シッカリと握れる
  • グリップの汗を、タオルで何回も拭いてもボロボロにならず、耐久性が群を抜いている(ドライグリップは結構すぐにボロボロになる傾向があります

かなりの種類のグリップテープを使用してきましたが、とても握りやすく、耐久性が群を抜いていて長持ちするので、単純に誰にとっても良いグリップテープだと思います。

私は、ここ最近の3年以上はずっとボウブランドのグリップテープを愛用しています。

②リストバンドで、前腕から流れる汗を止める。

テニス用リストバンド

特に夏のシーズンは、リストバンドが欠かせません。

リストバンドは、額の汗を拭いたりもできますが、本来の使用方法としては「汗が腕をつたって流れてくる汗で、ラケットを握る手が滑らないようにするもの」です。

お勧めの商品ですが、汗の流れを抑えることができたらなんでもいいです。
ユニクロでも売ってます。

ただ、汗をかくのであれば、少し長めのタイプの方が汗を吸水してくれます。あとゴムの部位がキツすぎたり、逆に緩すぎたりするとプレー中気になってしまうので、そこだけは注意が必要です。

私は下記のアンダーアーマーのものを購入しました。

腕から伝ってくる汗を吸水してくれるので、手のひらの汗が少しマシになります。

ただし、30分もプレーをしていると、汗がリストバンドの吸水機能を超えます笑

代えは持っているのですが、一度汗が勢いに乗ると止まらなくなるので、まだこちらでも十分とは言えませんでした。

私は少し長めの以下を愛用しています。

選んだポイントは、吸水性、適度なゴム感、あとデザインです。

③アームスリーブで、上腕からの汗を止める。

次の打開策です。

リストバンドだけでは、私の勢いに乗った汗に、吸水機能がすぐ限界を迎えてしまいます。
そこで次に取り組むとしては、アームスリーブ。

一般的には上半身全てをサポートするアンダーウェア的な商品の、「腕のみバージョン」です。

こちらは期待していた通り、
つけることで上腕から汗の滴り落ちる量がかなり軽減されました。

ただこちらをつけていると「何それ?めっちゃ強そう」みたいな小さないじりを受けることもありますので、腕だけバージョンが変だと思う人は、上半身全体を覆うタイプのものを買いましょう。

でも私はこれが初めての人との会話のきっかけになったりしているので、全然気にしていません。むしろ必要以上につけています。

私は上記のザムストというブランドのアームカバーを選びました。
こちらも選ぶ注意点としては、サイズだけ間違えないようにしましょう。

 

④手の汗の滑り止め、テニス用グローブ

テニスの汗止めとしては、他にもテニス用のグローブがあります。
私はテニスの際の「手のひらの感覚」を重要視しているので、使用していません。

感覚よりもとにかく汗を止めることを重要視されている方は、選択してみてもいいかもしれません。

選ぶとしたら、できれば薄手の手のひらの感覚にそこまで影響しないもの、また通気性が良いものがいいと思います。

⑤全身の汗を止めるプロバンサイン※副作用有

プロバンサイン

一応飲み薬も紹介だけしておきます。

プロバンサイン(Pro-Banthine)は、「プロパンテリン臭化物」という成分でできた商品のことで、汗を止めるお薬です。

手汗などの部分だけでなく、全身の汗が止まります。また、発汗原因が、暑いからという温熱性だけでなく、緊張などの精神的な要因であっても関係なく止めてくれます。

ただし、プロバンサインを含めた「抗コリン剤」は汗を止めると同時に、副作用として「口渇(のどの渇き)」を感じます。

また、その他にも長期使用においては、複数の副作用が確認されています。

作用はピカイチで、汗を止める作用はかなり強いと思いますので、何かしらのイベント(スピーチとか)がある等の「今日だけは止めたい」という時のみ使用するのは良いと思います。

ただテニスの際に、毎回使用するのは、やめておいた方がよいと思いますが、一応紹介でした。

取り扱いは輸入サイトのオオサカ堂が安くていいかと思います。このサイトでは、多くの「商品レビュー」を見ることができます。

なので、効き目や副作用が気になる方は、まずは他の人が使用した「レビュー」をみて判断するのも良いかと思います。

⑥テニス時の手のひらの汗を止める制汗剤

手汗の制汗剤

テニス汗の事前対策としては、塩化アルミニウムで汗の出る量を抑える対策をしています。

一時期汗の止め方を模索していて、プレーする直前に、ベビーパウダーやロジンバッグ(野球やボルダリングで使用する滑り止めの白い粉)を使ったりしたのですが、私レベルに結構な量の汗をかくと逆にヌルヌルして太刀打ち出来ずでした。

そんな中で唯一、塩化アルミニウム型の強力な制汗剤を使えば、いくぶん汗がマシになりました。

塩化アルミニウムに関しては、就寝前につけてテニスの前には付けなくて良いので、制汗剤がヌルヌルするという心配はないです。

「制汗商品」は、諸事情(自身の多汗症と化粧品メーカーの開発勤務)により50-60種類は使用していますが、数多く使用した中で、「デトランスα」に行き着きました。(*ワキガにも有効で、手にもワキにも使いやすいロールオン形状です)

デトランスαは、他の多くの制汗剤と違って強力で、かつプレーの直前に使うタイプではなく、前日の夜寝る前に使うことで、手のひらの汗腺の出口を収縮させるものです。

デトランスα使用する前は、ラケットを強く握れなくてストロークが出来ないので、苦手なボレーに出て自滅するようなプレーで乱れておりましたが、今では手汗がプレーに差し支えないくらい汗が抑えられています。

関連記事

デトランスα全4種類の比較と最適な選択方法【どこよりもわかりやすく解説】

テニス時の汗を止める方法のまとめ

  1. グリップテープの変更(有効性:低)
  2. 前腕からの汗を止める、リストバンド(有効性:中)
  3. 上腕からの汗を止める、アームスリーブ(有効性:中)
  4. 手の汗の滑り止め、テニス用グローブ(有効性:中)
  5. 全身の汗を止めるプロバンサイン(有効性:高)※副作用有
  6. 手のひらの汗を止める塩化アルミニウム型の制汗剤(有効性:高)

対策は以上でした。

デトランスαの効果が絶大で、手のひらの汗を止めるにはピカイチですが、それでも腕から伝ってくる汗も同時に止めないといけないので、私は①②③⑥の4種を組み合わせて汗を制御しています。

汗が凄すぎてグリップが強く握れず、もう汗をかく日はテニスしたくない。と思ってましたが、現在はこれで年中快適にテニスを楽しむことができています。

デトランスαは、元制汗剤・デオドラント商品の商品開発で汗かきの私が、無料で手に入る自社サンプル商品を一切使わず(日本製の制汗剤は私には効能が緩やか過ぎるので)に、ずっと愛用していた商品です。

サイトには2,500件を超えるレビューも書かれているので、ぜひ「商品レビュー」とかもよく目を通して、よさそうだったら試してみてください。プレー中のパフォーマンスが本当に全然違ってきます。

追記

無料特典は、タイミングによって変わりますが、この記事を作成している現在は、デトランスα(オリジナル)を買うと、(コンフォート/敏感肌用タイプ)」が1個付いてきます。公式サイト

肌の敏感な方は稀に痒くなることもあるので、敏感肌用とどちらがいいだろうと思っている方は、1個の価格の2,900円で、標準タイプと敏感肌用タイプの両方を試すことができます。

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