手汗多汗症を止める制汗剤を正しく選ぶ方法【完全版】元開発担当の選び方

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「手汗が酷くてベタベタ…手汗を止める方法を検索してるけど、制汗剤って何が良いのかよくわからないな。Amazonもレビューが人によって全然違うんだけど、やっぱり合う合わないがあるのかな。使ってみないとわからないとはいえ、適当に買って効果なかったら嫌だなあ…」
 

 

以前の私と同じような悩みを持つ方に、元化粧品メーカーで制汗剤・デオドラント商品の開発を担当していた私が、できる限りわかりやすく、間違いのない制汗剤の正しい選択ができるようになってもらおうと思います。

この記事の目次(この記事でわかる内容)

  1. まず手汗に有効な制汗剤を全て、ざっくりと知りましょう。
     ー使って見た全制汗剤リストの紹介
     ー成分の紹介(4種類です)
     ー形状の紹介(6種類です)
  2. 間違った選び方(情報をそのまま鵜呑みはダメです)
     ー手汗用の制汗剤を、そのまま選んではいけない理由
     ーブログの情報やランキングを、そのまま鵜呑みにしてはいけない理由
  3. 正しい選び方がわかります。
     ー成分と形状で選ぶべき
     ー商品レビューも参考にすべき
  4. 結論:万人にお勧めできる1つの制汗剤はありません。
    ただし、3つに絞ることはできます。

手汗・手掌多汗症用の制汗剤、全商品の概要

手汗対策に使ってみた制汗剤リスト

デトランスα(オリジナル)/デトランスα(コンフォート)/デトランスα(ストロング)/デトランスα(手汗足汗用ローション)/サーテンドライ/ドリクラー/塩化アルミニウム液/クリニーク アンチパースパイラント/ahcシリーズ/ファリネ/フレナーラ/ロエグア/テサラン/オドレミン/オドレミスト/勉強堂デオドラントクリーム/dot/ゲームラボグリップ
などなど…

たぶんもっと使っていますが、なぜこんなに使っているの?
という理由は、「プロフィール」をお読みください!

各商品レビューも、後々書いていこうとお思います。

上記の商品から、以下のことがわかります。

制汗剤に使われている有効成分は、主に4種類しかありません。

・塩化アルミニウム
・クロルヒドキシアルミニウム
・パラフェノールスルホン酸亜鉛(フェノールスルホン酸亜鉛)
・ミョウバン

の4種でした。

制汗剤に使われている形状は、主にこちらの6種類程度です。

・液体(ローション)
・クリーム
・ジェル
・ロールオン
・ミスト
・パウダー

の6種類に分類できます。

他にも様々な商品使っていますが、ネットや市場である程度有名なところでいうと以上でほぼ網羅していると思います。

制汗剤の正しく選ぶ方法

制汗剤は、例えば「手汗用」と書いていても、成分による作用に特別な違いはなく、根本的に汗を止めるしくみは同じです。

制汗剤の汗を止める仕組みは、有効成分が汗腺に作用し汗の出口を小さくして、汗を出にくい状態にすると言うものです。なので、2種類の汗腺、「エクリン腺(手のひら・足の裏に多いけど、全身にある)」でも「アポクリン腺(ワキ下に多い)」でも同じように作用します。

つまり例えば、手汗用・脇汗用の商品というのは、あくまでもメーカーが設定しているコンセプトです。

手汗を止めたい際に「手汗用の制汗剤」から選んだら間違いないとか、「手汗用」が一番適していて「ワキ汗用」を手に塗っても意味ないなどということはありません。選び方さえ間違えなければ、「手汗・手掌多汗症」に対して、「ワキ用の制汗剤」から選んでも大丈夫です。

間違った選び方

Photo by NeONBRAND on Unsplash

制汗剤を初めて買う人は、まず何を選んだらいいのかわからないですよね。ここではまずよくある間違った選び方を紹介しますので、ここは必ず目を通してください。

手汗専用だから、これが最適だと思い込んでしまうこと(NG)

上記の繰り返しになるので、部位別をそのまま信じるべきではない「例」をあげますね。

例えば「手汗用」というコンセプトで、「パラフェノールスルホン酸亜鉛」(とても肌に優しい制汗作用のある有効成分)で汗を止めようとする制汗剤が、実際にあります。

でも、手のひらは皮膚も分厚く、エクリン線(発汗の汗腺)も活動的でなので、たぶん難しいですね。

多くの人は、わざわざ制汗剤を買う時点で、「汗に悩んでいて、人並み以上に大量の汗をかいている(発汗の汗腺が活動的)」のに、パラフェノールスルホン酸亜鉛でのとても優しい処方では、「手のひらの汗」に対して満足できる効果を実感できる方は少ないかと思われます。

実際にAmazonのレビュー等を見ても評価がまばらですね。

手汗に悩んでいるから「手汗用の制汗剤」から買っておけば間違いない!というような、メーカーのコンセプトをそのまま信じるような選び方をしてはいけません。

よくあるサイトのオススメ商品!や制汗剤ランキング1位!をそのまま信じて買うこと(NG)

まず、当たり前ですが、記事は、「人」が書いているということを肝に命じてください。

ほんとうのデータに基づいて、そのまま書いていることはほぼないかと思います。ランキングというのは、基本的にその人のオススメする商品です。

ではそのオススメする商品は、どのようにして選ばれているのでしょうか?おおよそ2種類に分類できます。

  • 本当に使って欲しいと思う、本当にお勧めの商品
  • 商品を紹介して売れた際の、紹介料が高いだけの商品

2の意味に関しては、「プロフィール」に書いています。

紹介料が高いものを買って欲しいと思うブロガーは、大げさに誇張する傾向があるので、ランキング一位に適さない商品(※いち開発者の主観です)がランキング一位に入っていることがありますが、そのままの情報を信じることはしないほうがいいです。

正しい選び方

Photo by Felix Russell-Saw on Unsplash

正しい選び方は、

・どの成分を使用しているのか(基本箱に全ての成分が書いてます)
・どの形状なのか(お好みに合わせて使いやすいものを)

を確認することです。

上記を間違えなければ、次に参考にするべきものとして、「商品レビュー」は非常に参考になります。
実は、商品開発の際にも「商品レビュー」はとても参考にしています。
そしてレビューを参考にして良さそうなら、あとは使ってみるしかないです。

  1. 商品の特徴を確認する(どの成分?どの形状?)
  2. 商品レビューをみて、使用感を予測する。
  3. 使ってみる。

①商品の特徴を確認する。

Photo by Matt Briney on Unsplash

制汗目的で配合されている有効成分は主に、塩化アルミニウム、クロルヒドキシアルミニウム、ミョウバン、パラフェノールスルホン酸亜鉛の4種です。

「塩化アルミニウム」は、日本だと製造会社が作りたがらない(効果がある反面、安定性に欠けたり、刺激が強いといったようなクレームが多くなる)ので、日本製で塩化アルミニウムを使用している商品は非常に少ないです。

また作っていたとしても日本は薬事がしっかりしている(規制がシビア)ので、配合濃度はマックスでも13%までと少ないです。

ただし製造段階で日本の薬事規制を受けない海外製品は、さらに有効成分がぎゅっと入った商品があります。(デトランスα

反面、クロルヒドキシアルミニウム、ミョウバン、パラフェノールスルホン酸亜鉛は安全性にとても長けていて、日本の製造業者もこればかり作ります。ただし安全面に長けていて「刺激が少ない」ということは「作用」も少ない傾向にあるので、制汗効果に満足できるかどうかは乏しいと言うことになります。

②商品レビューをみて、使用感を予測する。

Photo by JOSHUA COLEMAN on Unsplash

商品レビューですが、実は非常に参考になります。

元化粧品メーカーで制汗剤・デオドラント商品の商品開発を担当していましたが、その際にもバリバリ参考にしていました。商品を実際に使用してみても、従業員数分の感想しか集まりませんが、レビューは、何万人といった使用者による作用の差や、思わぬ改良点が見つかったりします。

ただし、レビュー数が少なかったり(10件以下など)、スコアが異常に高い(Amazonで4.5など)は、あまり参考になりませんし、中には胡散臭いレビューもあります。しかし基本的に一度入ったレビューは消せないので、事実のレビューは結構あります。

ちなみに制汗剤はとても個人差があるので、たくさんレビューがついている商品で、星4.5以上とかはほぼないです。例えば、高い制汗効果を求めている人が、肌に優しい制汗剤を買ってしまい、「全然効かない!★一つ!」となったり、肌の弱い人が、「制汗力の高すぎる」制汗剤を購入して、肌が荒れて「肌が痒くて使えない!★一つ!」となったりして結構荒れています。

つまり万能な制汗剤というものは存在しません。たくさんのレビュー数があって、星が4.0あれば制汗剤の中ではめちゃくちゃ優秀です。(これはAmazonの場合で@コスメや楽天市場であれば、レビューの基準は異なります。)

万人にお勧めできる1つの制汗剤はありません。ただし3つに絞ることができます。

最後に私が使用して見て、良かったものを3種類、ご紹介して終わりにします。

ただし使う方のお肌や求めている制汗力によってさまざまで、最適な制汗剤が一概には述べられないので、大きく以下の3種類を紹介させてください。

  1. 肌の弱い方向け(お子様から敏感肌の方に):「勉強堂 デオドラントクリーム
  2. 標準の方(しっかりとした制汗力を持ちつつバランスの取れた商品):「デトランスα(ロールオン/オリジナル)
  3. とにかく止めたい方(肌が弱くない方に向けた、制汗力の高い商品):「デトランスα(ローションタイプ)

①お子様や敏感肌の方に:勉強堂 デオドラントクリーム

一つ目は、「勉強堂デオドラントクリーム」です。

有効成分は、クロルヒドキシアルミニウムは、高い制汗力を持っていてかつ肌への負担が少ないので、小さなお子様や敏感肌の方にぴったりです。(ただし効能面でデトランスαには劣る感覚です)

クロルヒドキシアルミニウムのクリームタイプは、日本でよくある処方のデオドラントクリームですね。

でも類似商品が、通信販売の定期購入だったり、高額なことを考えるとこの商品はコスパが最強です。しかもこの商品はAmazonや楽天などの馴染みのお店でもキチンとしたお店が出品しているので、安心して買うことができます。

これで汗が止まらなかったら、「塩化アルミニウム」を使用した方が良いですし、これで肌が荒れたら、有効成分が「顔」とかにも使えるレベルに刺激が少ない「パラフェノールスルホン酸亜鉛(フェノールスルホン酸亜鉛)」もしくは「ミョウバン」のタイプを選択するしかありません。(ただし制汗力はさらに低い傾向にあります。)

楽天では700件以上の「商品レビュー」があるので、参考になりますね。

2つ目は、先進医療国であるデンマーク製の「デトランスα」です。

塩化アルミニウムなどの有効成分がギュッと入っているだけでなく、スキンケアに考慮した特許の処方なので、ただの塩化アルミニウム液とは異なります。現在の日本の薬事規制では、絶対に作れない一品です。

現在、私の手のひら(手掌多汗症)に使用しているのが、こちらのデトランスα(オリジナル)です。手のひらに汗をかくと、テニスの時にグリップが濡れて全く使い物にならなかったので、現在はむちゃくちゃ重宝しています。

公式代理店サイトで2,000件以上の「商品レビュー」があるので、いろんな使用者の感想を読むことができます。良いレビューだけでなく、悪いレビューもしっかり入っているので、参考になりますよ。

追記:

いまなら敏感肌が付いてくるキャンペーンもしているらしく、コンフォート(敏感肌用)とオリジナル(標準タイプ)一個の価格で試せます。公式サイト

ちなみにこちらは公式代理店が限られていて、AmazonやYahoo!では取り扱っていません。取り扱いの際は、それは転売している方がメーカーの許可なく個人的に出品している可能性がとても高いので、注意が必要です。

③超強力:デトランスα(手汗用ローション)

3つ目は、デトランスαシリーズ史上、最強処方の「デトランスα(ローション)」です。

上記のデトランスα(オリジナル)もかなり強力な部類ですが、それでも物足らない方の為に、さらに強力にした一品です。

ロールオンタイプのデトランスα(ストロング)と成分も価格も同じなのですが、内容量がデトランスαロールオン(ストロング)は20mlに対して、こちらは100mlなので、コスパの観点からこちらがお勧めです。

私の場合は、デトランスα(オリジナル)の方で、十分の制汗を実感できていることから、デトランスα(オリジナル)の方がお肌には負担が少ないので、オリジナルを継続して使用していますが、このコスパは捨てがたいところがあります。笑

販売店は、上記のデトランスα(オリジナル)と同じです

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