手汗をかくのは、汗腺の1つで手のひらに多く存在するエクリン腺が深く関与しています。
また、汗をかくのは極々普通の生理現象ですが、本来手汗が大量に出ると言うのは、一般的な事ではない為、
『手掌多汗症』と言う症状が疑われます。
特徴としては、てのひら『だけ』異常に汗をかくと言う症状があげられます。
程度はまちまちですが、手のひらが常に湿っていたり、手のひらに汗の水滴ができる、手のひらの汗が滴るなど軽症のものから、
したたり落ちるような重度な症状にまで分類できます。
『手掌多汗症』が疑われ、重度な症状がある場合には、専門医を受診する事をお勧めします。
症状が軽症の場合は、手のひらにあるつぼである『労宮』の指圧を試してみると良いと思います。
『労宮』は手の平の中心にあるつぼで、指圧をするとリラックス効果があり、発汗の自律神経を整える働きがあります。
つぼを5秒ほど押し5秒離す、と言うのを5回ほど繰り返すと効果があると言われています。
また、日頃から唐辛子など刺激の強い香辛料や、肉類、乳製品、またカフェインや塩分の摂りすぎにも気をつけた方が良いです。
手汗の症状が軽い場合は、日頃のケアで汗を抑える事が期待できるので、一度試して見る事をお勧めします。
コメントを残す