デリケートゾーンの黒ずみ対策

こんにちは。
元、化粧品会社の商品開発を担当していたおさりです。

『デリケートゾーンの黒ずみ』って気にした事がありますか?

私はあまり気にしたことがなかったのですが、VIO脱毛後に気になり出し、「少し黒っぽいかも…」と悩んだ経験があります。

一度、気になりだすとそのことばかり考えてしまうような性格なので、それを対策した方法をまとめてみました。

そもそもの黒ずみの原因は?

個性としての肌の色という解釈を除いて、原因はというとズバリ『刺激』です。

肌は摩擦などの刺激を受けることで、メラニン色素というものを作ります。それは肌を守るバリア機能をしてくれて、刺激による悪影響が肌の奥にいくことを防いでくれます。

ただ、このメラニンの作用によって、肌が黒ずんでしまうのです。

通常、メラニンが生成されても、肌の生まれ変わりであるターンオーバーに合わせて体外へと排出されます。

しかしメラニンが大量に生成されてしまうと、通常のターンオーバーでは排出が追い付かずに、肌に黒ずみが定着してしまうことがあります。

これが黒ずみの原因です。

ですので、キーとしては、
・メラニンの生成を抑える
・ターンオーバー(排出)の正常化
この2点が大切と言うことになります。

対策方法

・美容クリニック
・デリケートソープ
・デリケートゾーンクリーム

上記が、代表的な対策方法となります。ざっくりと順番に解説していきます。

1.美容クリニック

美容クリニックだと主に、炎症が発生しない程度のマイルドな『レーザー』でメラニン色素を破壊します。

費用感はだいたい一回あたり1万円〜3万円程度と幅があり、5回程度〜で効果が実感できるようです。

2.デリケートソープ

石鹸でのケアで清潔にすることは大切です。

ただしメラニンの生成を抑えるなどはできませんので、黒ずみをどうにかしたい際のメイン対策とはならないです。

3.デリケートゾーン用の美白クリーム

万人にまずお勧めしやすいのは、美白クリームです。

顔用の美白クリームでもメラニンの生成を抑える効果としては、目的が同じなので使えない事はないですが、顔用だと成分的に刺激が少し強いものもあるので、成分から読み解くことに慣れていない方は、デリケートゾーン用で選ぶことが無難だと思います。

デリケートゾーンに使用できて、『肌に優しく』『美白作用」がある成分としてお勧めとしては、

  • アルブチン
  • トラネキサム酸

あたりを配合しているものが個人的にお勧めです。ただし少し高価な原料なので3,000円~5,000円が相場価格です。

上記は両成分ともに、厚生労働省が承認している医薬部外品として認められている成分なので、効能効果と安全性の面で比較的安心できます。

逆に注意が必要な美白成分としては、『ハイドロキノン』です。

こちらは美白効果の高さからかなり評価がある反面、その取り扱いの難しさから、刺激や副作用も確認されています。

使用量、保管方法、保管の期限などを正しく守ればおそらく問題になりづらいのですが、せっかく綺麗にする為に購入しているのに、肌が荒れてしまったり、最悪白斑などになってしまっては本末転倒なので取り扱いには重々とした注意が必要です。

なので、特に敏感なデリケートゾーンに使用するものとして、『肌への優しさ』と『美白作用』の両方のバランスで見る必要があります。

そこで、元化粧品の商品開発担当としてお勧めするクリームをあげてみます。

あくまでもクリームなので、1,000-2,000円のプチプライスの物は成分的に微妙なものが多いですが、逆に10,000円近くしても成分的に特別良いと言うものでもありません。

ドラッグストア等の市販で、デリケートゾーン用の商品は見かけないので基本的に通販となります。

通販でも定期購入などは、特別な成分を使用している訳でもないのに、購入が複雑であったり、携帯電話の契約のように『縛り』があったりするので、こちらではお勧めしていません。

こちらでは以下の商品あたりがお勧めだと考えています。

3位.NATURECOクリーム

ここでは、私も愛用したことがあり、比較的よかったものを紹介いたします。

こちらのNATURECOの良いところは、なんといっても安いです。そしてトラネキサム酸が配合されているので、美白効果に期待できます。

出来るだけお金をかけず、まずは美白クリームを試してみたいと言う方に良いのかなと思います。

2位.ENAVIS

主要成分として、トラネキサム酸、グリチルレチン酸ステアリル、ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキスと記載があります。

医薬部外品には、『有効成分』と『その他成分』で別で記載されていますが、そのうちの『有効成分』が重要で、こちらに記載のある成分が厚生労働省が認める成分を、認可される量が配合されているということになります。

逆に『その他成分』については、どれだけ配合されているのかが不明確なので実際のメイン成分としては、有効成分と記載のある『トラネキサム酸』、『グリチルレチン酸ステアリル』の2種ということになります。

この商品も良さとしては、圧倒的にコスパが良いです。デリケートゾーンに使用するとするとおそらく3ヶ月以上持ちます。

実際の使用感としては、私には少しベタつきが気になったので、2位としました。ただ全身に使用する場合のコストパフォーマンスは良いですね。私も2週間程度使用してみて、使用感が合わず放置していますが、2週間毎日使ってもまだまだ使用できる量が残ってます。

3.デリホワイト

こちらは、楽天等で売っておらず、Amazonのみでの販売でした。

こちらを選んだ理由としては、美白成分として、『アルブチン』『トラネキサム酸』の比較的に高級な原料が両方『有効成分』として入っているところです。

他にも似たような処方の商品はあるものの、他の商品が『30g』に対して、この商品が『40g』入っているので、1gあたりのコスパとしてはこちらが最も良いです。

使用感ですが、ベタつきが少なく私としてはかなり使いやすく感じました。

実際にいろいろと使用してきているので、実際に効果が高いのはこれという断定は難しくはありますが、成分的な分析からすると、上記の『アルブチン』『トラネキサム酸』の処方が期待できると考えています。

効果効能面では、資生堂の『HAKU』なども、特許成分である4MSK(4-メトキチサリチル酸カリウム塩)が使用されているので、良さそうなのですが、デリケートゾーンはかなり繊細なのでここでは紹介しないでおきます。

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