ヴィパッサナー瞑想で、精神を整えてきた。

こんにちは。

この間、京都のとあるお寺で精神を整える為に、10日間の瞑想修行をしてきましたので、今回の記事では瞑想修行について書きたいと思います。

ヴィパッサナー瞑想とは?

まず「ヴィパッサナー瞑想とはなんぞや。」というお話から。

ヴィパッサナー (Vipassana) という言葉の意味は、「物事をありのままに見る」ことです。

瞑想法は、10日間の合宿のコースで学ぶことができます。結果的に参加者は自営業者もしくはニートが多いです。

修行内容は、一言で言えば心のトレーニングです。健康的な精神を保つために、瞑想をして鍛えます。

参加のきっかけ

私は前の仕事をやめたことをきっかけに少しゆっくりとしたくて、海外の一人旅をしていたのですが、ミャンマーという国で、ヴィパッサナー瞑想の存在を知りました。

実はこのヴィパッサナーというのは、ミャンマーが発祥らしいのです。

本当は、ミャンマーでヴィパッサナーを体験したかったのですが、滞在時間の都合で修行に参加することが出来ず、悔やみながら帰国することになりました。

その際に、インターネットで検索したところ、なんと日本の千葉、京都に2院もあるとのこと

帰国後さっそく京都の方へ申し込んだという訳です。

コースの概要

コースは基本的に10日間という期間の中で、行います。1日のスケジュールは以下のようになっています。

午前4時 起床
午前4時30分~6時30分 ホールまたは自分の部屋で瞑想
午前6時30分~8時 朝食と休憩
午前8時~9時 ホールにてグループ瞑想
午前9時~11時 ホールまたは自分の部屋で瞑想
午前11時~12時 昼食
午後12時~1時 休憩および指導者への質問
午後1時~2時30分 ホールまたは自分の部屋で瞑想
午後2時30分~3時30分 ホールにてグループ瞑想
午後3時30分~5時 ホールまたは自分の部屋で瞑想
午後5時~6時 ティータイム
午後6時~7時 ホールにてグループ瞑想
午後7時~8時15分 講話
午後8時15分~9時 ホールまたは自分の部屋で瞑想
午後9時~9時30分 ホールにて質問
午後9時30分 就寝

なかなかハードな瞑想スケジュールです。

いや修行なんでこのくらいどんとこいですが、こちらの生活を10日間続けることになります。

参加費用について

コースには費用は発生しません。10日間食事が出るにも関わらずです。

修業コースの最終日に、次のコースを受講する方の為の寄付が行われており、この寄付金が次の方々の運営費に充てられています。

寄付金は強制されないので、逆にこのお寺の継続が大丈夫かな?と思えるほどです。

私はとても貴重な体験をさせていただいたので、運営を続けて欲しいという思いを込めて、お気持ち分ですが寄付させていただきました。

実際に受けて見た感想

初日について

最初は、事務手続き的なことを済ませ、これからの修行や生活に関してのご説明を受けます。

説明などを行うスタッフさんはみな、以前にヴィパッサナーを受けた生徒さんで、ボランティアでスタッフとして働き、以前の教えの恩返しをしているそうです。

この修行中はいくつかのルールや禁止事項があります。まず持ち込みがダメなものとしてスマホや本、紙やペンも持ち込んではいけません。

またそれだけではなく、他の人と話したり、身体の接触をしてはダメで、目を合わせることも禁止です。

初日は持ってきた荷物を指定された部屋に置いて寝場所を確保し、初めての瞑想を少し体験して、初日は終了します。

今日から10日間リタイアしない限りこの生活をして、瞑想を学んでいくこととなります。

開始から3日くらいで、考える内容が尽きてきた。

コース内容は上記に記載した通りです。

最初は、座って鼻で呼吸をします。そして鼻の下の感覚に集中して、息の感触や温度を感じながら呼吸をします。

これを3日します。

呼吸に集中するのですが、頭が勝手に思考を始めます。全然集中力が続きません。最初は呼吸に意識を集中させているのですが、意識が外れると気がつけばいろいろと思考が頭を巡ります。

しかし、これらの思考も無理に止めようとはせず、思考を眺めてみました。

初日3日くらいは、思考が勝手にあれこれと考えまくっていました。最近のことは考え尽くし、悩みごとも考え尽くし、ついには普段は考えないような昔のことまで考えて、生まれて初めて親に感謝の気持ちをいだいたりしました。

3日目になると薄い人生を歩んできたからでしょうか。今まで目まぐるしく回ってきたあふれんばかりの思考がだんだん大人しくなり、逆に自ら話題を探すようになりました。

私は、暇すぎて死にそうだったので、休憩の時間に庭をぐるぐるひたすら回るという遊びで暇を潰しました。すぐに飽きたので、ベンチの数を数えました。4席でした。そしてまた飽きたので、今度は庭が一体何歩で回れるかを調べ始めました。

138歩を正確

最初は、138歩でした。なので、それをブレないように身体の動きを少しも変えないで歩こうという遊びを始めました。たまに140歩とかにずれるのですが、ずっと回っていると感覚的に安定して138歩で回ることができるようになってきます。

私は、1歩もずれなくなるまで、休憩時間中ひたすら歩いていました。

断食の体験

そのあとは、4日目からは自ら断食も課してみました。帰宅までは食べないと決めたので合計6日間の断食となります。

ただ、断食3日目くらいからガタを感じまして、多少目眩というかふらついてくるんですね。究極周りには人がたくさんいるので、倒れてもなんとかなると思い継続。

でも瞑想のホールまで行く階段で結構足にガタつきがで始めたので、途中から牛乳はokにしました。するとガタつきは問題なくなり、これならまだいけると感じました。

断食は、始めた当日や次の日くらいはお腹が空いてとても食欲が気になるのですが、2日あたりからは空腹に慣れてくるのかそこまで気にならなくなります。

最終日

最終日は、午前中に簡単に瞑想をして午後からは、言葉を発することが解禁となります。これまで10日間も口を開かなかったからでしょうか。あなたくそしゃべります。

私も他の方が、瞑想などを通してどう感じたのかが気になっていたので、聞いてみました。すると、何も感じない。という方もいれば、意識のコントロールができてなにやら感じたとおっしゃる方もいて、結構お話をしました。

またそれはそうですが、お話しした方々は自営業者やニートの方々が多く、会社勤めです。という方はおられませんでした。(そりゃそうか)

寄付

最後は、寄付として、感謝の気持ち分の寄付をします。しかしこちらは無理強いはされないので、気持ちを。ただ儲けるとかがなくっても、このお金で成り立っているので、多少なりはお支払いした方がいいでしょう。

あと友人からよく聞かれたコメントがあるので、答えておきたいと思います。

Q:悟りは拓けた?

拓けませんでした。10日では無理無理。

10日目のお昼以降、みんなの会話が解放されるので、みんなが会話をし始めます。その際にも、みんなでこのような話題になりましたが、不思議な感覚を得た人もいれば、なにもなかったという方もいます。ただ「悟る」領域は、よくわかりませんでした。

Q:怪しくないの?宗教じゃないの?

こちらは問題ありません。怪しくないし宗教じゃありません。運営の為の寄付も強制でないですし、ボランティアも特にありません。

奉仕者は全員ボランティア

また、コースを指導してくださった指導者、またコース中にご飯の支度などをしてくださった奉仕者の方々はあなた金銭を受け取ることは一切禁じられており、基本的に別のことで収益を得て生活をされています。

帰宅後

帰宅後は、6日間ご飯を口にしていません。空腹は最高のスパイスともいいますが、それならもうスパイスの宝石箱状態です。

私は最初の晩餐として、手作りハンバーグをオーダー(母親に)帰宅後は電動歯ブラシにて入念に歯を磨き、感覚を研ぎ澄ますことに。

また断食をしすぎると最初のご飯に拒絶反応を起こすという情報があり、最初からハンバーグは、危険な食べ物にしっかり入っていたので、胃薬を飲み、最初に野菜を1枚に付き30回くらい噛んでウォーミングアップをしました。

うーん、いける。おいしい。全然大丈夫。と感じたので、ついにハンバーグに手を出しました。
ここまで、解説をしてきましたが、ハンバーグはなぜか普通に美味しい。くらいでした。

凍えそうな富士山の山頂で食べた、インスタントラーメンの方がおいしかった。

たぶん断食しすぎると、お腹が減って食欲が増すのが、1~3日くらいで、それ以上なってくるとお腹は空いているけど、食べたくてしょうがないみたいな欲が収まるみたいです。

最後に。

汗を止めるのブログながら、ヴィパッサナーにかなり熱く記述してしまったのですが、精神を鍛えて、自分の心の状態を観察できる余裕をもてば、精神的な発汗は自ずと減らすことが可能であると考えています。

精神性発汗は、焦ったり不安になったり、ストレスなどの負荷を自身が感じた時に発症します。つまりその精神が正常から外れることを、防ぐことができれば、理論上、単純に人精神性発汗を減らすことができるでしょう。

ヴィパッサナー修行は、近々は行くこと行くことはないでしょう笑”しかし一度は体験してみてよかったと感じています。

食事や規則正しい睡眠、そして1日12時間程度の瞑想から、精神的にも身体的にも現代社会で生きる人なら少なくとも行く前よりも健康になると思いますし、私はその体験以来、体内時計が理想的になり、だいたい朝の7時前には起きられるようになりました。

また心なしか精神性発汗に対して、落ち着いて対処できるようになりました。(あ、汗出てるなーと眺めるみたいな。)それによって、焦ってさらに汗を分泌というパターンは少なくなり、結果として、精神的な要因で汗が出ることは減ったかと思います。

もし10日間の空きができた際は、人生に一度でもいいので、是非参加をしてみてもいいかもしれません。とても貴重な体験ですし、まず間違いなく心身共に修行前より健康になります。

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